保険が必要なのかよくわからない!いまの自分は払いすぎなの?
なんか最近、保険は最低限入っておけば公的保証で賄えるから民間保険は不要だ!みたいな意見もよく聞くけど、それってつまりどういうこと?って考えている方、多いと思います。わたしもです。
なので分かる人に聞こうと思いまして、ジブラルタ生命の保険外交員さんに「保険っているの?」「公的保証で本当に足りるの?」と聞きまくってみました
保険会社の人に聞いたらそりゃ必要って言うに決まってるだろ、そう思うでしょうが身内の人間なので、ざっくばらん本音で聞いてきました。
保険は加入したらいきなり1,000万円の資産が発生する
月に数万円も保険料を払うの高い、無駄では?
保険料を数万円支払うだけで、1,000万円分資産が増えたと考えよ
保険って当たり前なのですが”もしも”に備えたものです。なので保険料を支払うと、契約に従い保険金が支払われます。
「なに言ってんの?そんなん当たり前じゃん」と感じるかもしれません。しかしながら、数万円払って確実に1,000万円キャッシュバックされる商品って他にあるでしょうか。
投資信託、株式投資、FX、、、お金を増やす方法は世の中にたくさんありますが、当然元本割れのリスクはありますし、増えるとは限りません。ですが保険は”契約”に従い、確実に支払いが行われます。
何かあっても保険会社という”もしもの時用の口座には1,000万円入っている”。
そう考え方を変えてみると、あれ?たしかにそうかも?と感じ始めました。ちなみに、1,000万円という数字はわたしの死亡保険金の値段なので、あくまでも一例です
保険会社を”もしもの時用の口座”とまず捉え方を変えてみる!
保険金受け取り以外にも、保険は口座として機能する
でも自分が死んだり、大怪我しなきゃ下ろせない口座なんて不自由。
急な出費で解約したら損するかもしれない
保険契約の履行じゃなくても、保証の減額や貸付制度、年金移行で事前にお金を受け取る方法はあるよ
どうしても保険というと、死亡したり大怪我したときに保険が適用になって、保険金が支払われるイメージありませんか?
ですが急な出費が続いて、例えば保険料の支払いが厳しいとか昨今話題の老後の生活資金だとかも、案外保険は融通が利きます。
契約者貸付制度
保険会社ってお金も貸してくれるの???
ソコロフが払い込んだ保険の解約返戻金の範囲内で貸してくれる
ただ金利も掛かるし、もしもの時は借金分を保険金から差し引かれる。
どちらにしても借金なんてしない方が良い
保険会社はご自身で払い込んでいる保険商品の、解約返戻金の範囲内であればお金を貸してくれます。
解約返戻金とは「解約したときに返ってくるお金」のことです。
なのでざっくり言ってしまえば、解約すれば100万円返ってくる人は100万円までしか借りられません。
この貸付金額については保険会社や契約内容によりけりだと思います。
ただ、自分で払い込んでいる保険商品の解約返戻金の範疇なので、保険会社から借金の審査はありません。
だって保険会社は取りっぱぐれがありませんからね、もう貰ったお金を貸してるから。しかも金利付きで。
保障内容の減額
借金はしたくないけど、お金は欲しいです!!!!
そんなあなたは保障内容の減額よ!!!!!
もしもの時の受取金を減らすことで、その分の解約返戻金をゲットできるわ!!
先ほども出てきた”解約返戻金”なんですが、上記と同じざっくり返戻金が100万円の場合だと
死亡保険金1,000万円の保険を半分の500万円に減額⇒すると解約返戻金50万円が受け取れます!
めちゃくちゃざっくり説明ですし、そもそも解約返戻金の無いいわゆる”掛け捨て保険”にはこの制度ありません。
掛け捨ては返戻金という考え方が存在しないので、保険料を安く抑えているのです。
保険料の自動振替貸付
株式投資にお金突っ込んだら急落して、塩漬け。。。保険料払えない
今まで払った保険の解約返戻金から足りない分払えるぞ
しかも自動でやってくれるから安心だな!!
一時的に保険料の支払いが困難な場合、それぞれ保険会社の規定金額以上の解約返戻金がある場合には、解約返戻金の範囲内で立て替えができます。
しかも払い込みが無いと勝手にやってくれます。これで含み損銘柄を塩漬けしてても安心だね!!!
その分、当然返戻金の受取金額とかは減額されます
年金移行
老後資金も稼がなきゃいけないし、公的年金だけだと足りるか分からん
解約返戻金って一括で受け取りも出来るけど
年金に移行して受け取ると総額も増えるし、
公的年金と組み合わせて使えば生活も余裕出る
散々登場している”解約返戻金”なんですが、年金として月々受け取る形にも変更が出来ます。
たとえばソコロフの入っている保険だと
解約返戻金一括受け取りの場合641万円が受け取れますが、10年間年金として受け取ると総額670.7万円受け取れます。
月々に公的年金+5万円以上受け取れるということですね!
そんな老後まで待ってらんねぇ!!ってんなら、普通に一括で貰えば良いだけですし、
払込が終わっても保険会社の運用によって勝手にお金が増えていくので、焦って下ろす必要もありません。
保険料が安いから掛け捨て保険にするというのはチョイ待ち!
月に数千円くらいの保険とかよくCMで見かけるし、安いから掛け捨ての保険にしようかな
保険料が安いから掛け捨てにしよ!は軽く考えすぎ
先を見通して決めるべき
例えば新社会人の23歳が、最近CMでよく見かける「はな○く」の医療お見積もりをしてみると、
標準プランで月2,639円、死亡保険金500万円も付けてトータル3,724円、”無解約返戻型”です。
仮にざっくり10年払い込んだとすると、3,724円×12ヶ月×10年=446,880円
10年払い込みしてきて、「保険の見直しで解約しよ」となったときに1円も戻ってきません。
しかもこの保険料注意すべきは、年齢を重ねると保険料が上がっていくことです。
「はな○く」の見積もりページにも記載されているので抜粋しますが、
「更新後の保険料は、更新日における被保険者の年齢、保険料率により計算します。同一の保障内容で更新する場合でも、更新後の保険料は、通常、更新前より高くなります。」
ご丁寧にはな○く生命さんも教えてくれてます
保障内容は変わらず500万円で、年齢により掛け金は上がっていくので446,880円で収まるわけがありません。
安いから選んだのに掛け金上がってるやん!!
しかも更新は自動更新でやってくれる!
これマジで最近の若い人がやりがちな典型
病気や障害による保険料払込免除が付いてないし、
免除の特約付けたら結果として値段上がるしな
目先の金額だけで安易に選ぶのは危険、先を見通すべき
高額療養費制度あるから保険いらんでしょ
保険料払うお金があるなら投資に回せばええやん、S&P500最高
これでお金増やして入院代とか自分でカバーすればええやん
高額療養費制度もあるしいけるわ
長期で見ればプラスかもだけど、病気はいつ来るか分からんよね
元本割れのリスクもあるし、もしもの時に間に合うの?
高額療養費制度の保障外、食費や通院費、先進医療は?
食費とか交通費くらい自腹で払えばええやん!
保険入ってればそのお金も出してくれるし、
自腹切ってたら結果的に貯蓄減っていくんだよ
保険不要論支持の方のお話を聞くと、ほぼほぼ高額療養費制度のことを話される方が多いです。
たしかに手厚く医療費を補助してくれる素晴らしい制度なんです、ただどうしてもカバーしきれない部分が出てきます。
そのこぼれた部分を補って、さらには家族への収入保障で生活を支えるのが保険の出番とのこと。ほーん!
保険は投資じゃない、混ぜるな危険
S&P500に投資した方が利率良いよね?
お金が増えていくスピードが全然違う!!!
そもそも保険と投資は別物
保険は掛け金以上の”もしも”の保障を提供してくれる
投資は原資を増やすけど”もしも”の保障はしてくれない
「保険を見直してみたら運用利率の低さにビビりました!」とか見かけることがあるのですが、なぜ混ぜるのかとのこと。
そりゃそうですよね、目的が違うんですから。
投資は資産を増やす手段ですからね、保険は自分や家族の生活を守るものです。
保険は結局自己責任
保険に入らなくてもいい無敵な人っていないの
保険なんて不要なお金持ちと残す相手のいない人
あと結局自己責任だから考えて入らないという選択も当然ある
保険は結局の所、入るも入らないも自分で考えて結果を出すしかありません。
あの人が言うなら入る!とか、保険は無駄って聞いたから入らない!
その相手はあなたに何かあったときに責任を持ってくれるのでしょうか?
生活環境や収入、健康状態は千差万別で一概に保険に入れとも、入るなとも言えません。
自分のことを一番知っているのは自分自身ですから、自分でいろんな情報に触れ、考えてみましょう!
わたしは投資も素晴らしいと思っているので、投資と保険、バランス良く組み合わせのがベストだと思っています。